人生立て直しブログライター ロスケンタ
どうも、ロスケンタです。
以前から引き続き宅建の記事になります。
宅建ってネットでぐぐると絶対に宅建は独学で余裕って意見と通信教材使った方がいいって人で二極化します。。
「市販のテキストで2週間勉強したらとれたはww」とかいう書き込みも絶対見かけます。
僕は宅建の勉強を始めた時とか、宅建難しすぎないか?もう勉強したところで無駄に終わるんじゃないか。
僕はもともと勉強が大の苦手で中学生の頃はずっと勉強出来ない事をバカにされてました。
そのため勉強自体に抵抗があり、宅建の勉強もかなり苦しかったです。
この記事では「宅建が簡単なのか、難しいのかという謎」を宅建合格者の目線からまとめました。
ちなみに僕はというと平成25年に宅建に合格しています。
平成25年の合格率は15、3%で合格点は33点でした。
合格点の33点ギリギリで合格したので、あまりえらそうな事は言えません。爆
宅建試験が難しいと思った点3つ
そもそも宅建試験科目の内容が難しい
宅建の勉強を順番通りにやるとすると一番初めに手をつけるのが権利関係です。
宅建の勉強で勉強するのは民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法です。
特に権利関係の勉強は理解しながら勉強を進めないと、ちんぷんかんぷんになります。
そのためまずは法律の用語をパーッと覚えてしまってから、読み進めると読みやすくなります。
そして権利関係の勉強を進めていく時は、絵を描きましょう。
宅建試験では登場人物で甲とか乙とか丙とか丁が出てきて高確率で訳わかんなくなります。笑
必ず絵に書き起こして、自分で他人に説明出来るぐらいかみ砕くのがオススメです。
ちなみに権利関係以外の宅建業法、法令上の制限、税その他に関しては丸暗記でも対応出来ます。
宅建試験の各科目の配分としては以下の通りです。
権利関係=14点
宅建業法=20点
法令上の制限=8点
税、その他=8点
計50点
特に配点の高い権利関係と宅建業法でどれだけ稼げるかが勝負です。
宅建業法に関しては丸暗記で満点の20点も狙えます。
そして権利関係に関しては14問中10点は得点出来ないと他で点を稼ぐのが苦しくなってきます。
合格点をキープするのが難しい
宅建試験の満点は50点満点で大体毎回33~35点前後が合格ラインとなっています。
ちなみに去年の宅建試験では合格ラインが37点でしたね。
宅建試験では7割の35点をとるとりあえず安心します。
7割の35点+1点の36点ならもう僕的合格圏内を確信する数字です。
まさか合格ラインが37点とは驚きました。
宅建の勉強中模擬試験を受けると思いますが、安定して合格点をとるのは難しいです。
それに試験問題にも相性があり、ある年は40点越えたのにある年は30点きったという事もあります。
宅建の試験は正確な知識を問われるので、知識が曖昧だと運に左右されて得点が安定しません。
そして絶対に何問かはこんな問題見たことないぞという問題が出ます。
そういった時に他の問題を消せる様に正確な知識が必要なのです。
過去問で対応出来る問題が年々少なくなってきている
過去の宅建の試験は過去問さえやっておけば余裕っていう声をよく聞きました。
しかし最近は特に権利関係で難化傾向にあります。
僕が受けた時は最初の1,2問目で民法の条文として正しいものを選べという問題が出ました。
僕は民法の条文までは完璧に読み込んでなかったので、いきなりかまされましたね。
したがってどれだけ準備しても、初めてみる問題は必ず出てくるので焦らないのが重要です。
それに権利関係の特に民法は理解出来ていないと安定して点が稼げません。
宅建試験が簡単だと思った点3つ
科目毎の合格基準点(足きり)がない
難関と言われる国家試験には例外なく科目毎の合格基準点があります
通称足きり点数といわれ、全ての科目で平均して得点しなくてはいけません。
足きり点数の最大のデメリットは苦手分野(捨て科目)を作れないという事。
だからこの分野で得点を稼ごうとか、この分野は捨てるという事が出来ません。
しかし宅建試験にはこの科目毎の足きり点数というものがありません。
そのため仮に権利関係が0/14点でも他の科目で満点に近い数字をとれば合格点に届きます。
だからこの科目は捨てるという選択が出来ます。
それに宅建試験は取るべき問題を得点していけば、合格点に届く試験です。
択一式(記号)問題しかない
宅建試験では記号問題しか出ません。
そのため消去法で他の問を消すことが出来れば、答えを導き出す事が出来るのです。
そして問題自体も50問程度とコンパクトになっています。
他の国家資格だと、記述式とか選択式の問題もあり記号問題よりも半端なく難しいです。
もちろん対策にもかなり時間を要します。
丸暗記で対応出来る科目が多い
宅建試験は基本的に暗記で対応出来る問題が比較的多いです。
権利関係以外の宅建業法、法令上の制限、税その他は丸暗記で十分得点出来ます。
ただし権利関係だけは丸暗記では対応出来ません。
そう、この14点ある権利関係こそが宅建合格のカギなのです。
権利関係の中身をもう一度説明すると民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法です。
中でも民法は曲者です。
民法の問題で次の問で民法の条文として正しいのはどれか?みたいな問題が普通に出ます。
民法は勉強時間と得点が最も結びづらい科目です。
実際の試験でも宅建業法、法令上の制限、税その他は過去問でみたなって問題が多いです。
しかし権利関係だけは過去問からの出題がほぼなく、オリジナルな問題ばかりなんですよね。
しかも民法は条文が1000以上あり、マジメに条文を勉強してたら、あくびが出て仕方ありません。
僕は民法の考え方を理解して、後は各問を消去法で消して、正解をあぶりだしていました。
もちろん条文なんて全く目も通していません。笑
まとめ
宅建試験が難しいと思った点3つ
- そもそも宅建試験科目の内容が難しい
- 合格点をキープするのが難しい
- 過去問で対応出来る問題が年々少なくなってきている
宅建試験が簡単だと思った点3つ
- 科目毎の合格基準点(足きり)がない
- 択一式(記号)問題しかない
- 丸暗記で対応出来る科目が多い
結論
宅建試験は簡単な試験ではないが、頑張って勉強すれば報われる資格です。
それでは。
人生立て直しブログライター ロスケンタ
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