人生立て直しブログライター ロスケンタ
どうも、人生立て直しブログライターのロスケンタです。
この記事では「準難関資格に挑戦する為に仕事を辞めて路頭に迷った男の末路」をまとめました。
仕事を辞めて資格試験に挑戦しようといている人がいたら、ちょっとまった!!!
マジで一生のお願いなので、僕の記事読んで下さい。
コレは資格試験に挑戦する為に新卒で入った入社を短期離職した男の悲しい結末を記した記録になります。
資格の勉強はしたいけど、仕事を辞めたら収入がなくなるし、職歴にも穴が空くし、何か仕事辞めるの怖いなぁ。
けど仕事しながら勉強って中々勉強時間確保できないし、仕事してる時間が勿体なく感じる。
資格試験に専念する間は自分の趣味に時間を割くことはあまり許されず、お金を稼ぐことも出来ないので、出来る事というのは大幅に制限されます。
しかも資格を取得出来たとしても具体的に何をしたいのかもよく分からない。
ただ漠然と資格さえあればなんとかなる。
例えば弁護士であれば弱い者を助けるとか検事であれば悪を裁くという様な、フワッとした感じです。
そんな資格取得後の道筋も見えないまま、発車オーライで仕事を辞めて資格試験の勉強に専念しました。
一応家族にも仕事を辞めて資格試験に挑戦したいと相談しました。
結局「仕事は辞めるな」というセリフをシャワーの様に浴び続けましたが、自分に都合の悪い事は全て無視しました。
記事を読んで欲しい人
- 難関資格に興味がある人
- 仕事と資格試験の両立に無理が生じている人
- 資格試験に挑戦する為に仕事を辞めようとしている人
世の中の難関資格が資格試験ニートを増やしている
まず資格試験に専念する為に仕事を辞めると聞くと、どんな資格を思い浮かべるでしょうか?
やはり代表的なのは公務員試験や司法試験や公認会計士、その他士業とかですかね。
正直司法試験や公認会計士の試験を受けるのであれば、仕事を辞めて本気で勉強するしかないと思います。とにかく必要な勉強時間が多すぎて、仕事と片手間でどうにかなるという範疇を超えてます。
あとは公務員試験も競争率が高く、覚える事も多く、フルタイムで仕事しながらだと結構難しいのかなという印象です。
ただ公務員試験も受験する自治体によって、試験範囲や難易度が大きく異なります。
その他士業(司法書士、社会保険労務士、税理士、弁理士)も合格率一桁台のかなりの狭き門となっています。
士業の仕事と聞くとすごく勝ち組なイメージがありますよね?
以前の僕がそうだったのですが、人生今までうまくいかなかった人が、難関資格で人生の巻き返しの可能性にすがってしまうのです。
例えば宅建は、転職や開業に有利な資格として、常に資格の中で人気を占めています。
ただ実際に僕は宅建士をとりましたが、宅建士で1円も稼いだ事はありませんw
結局は資格を取っても活用できなければ、人生は変わらないのです。
そう考えると合格率数%の試験に有限な時間を資格試験の為にプッシュするのは、結構なリスクではないでしょうか?
勉強期間が1年だとすると、年収が200万円の人でも、200万円分のお金を稼ぐ機会を損している訳ですからね。
その200万円で自己投資が出来たかもしれないし、楽しいことが出来たかもしれないし、美味しいものも食べれたかもしれない。
そう考えると1年の時間というのは思ったより貴重なものに思えるでしょう。
合格率数%の狭き門に人生をかけるとどうなるか?
本当に僕の経験上合格率数%の試験は本当にキツイです。
大体70〜80%くらいの人には余裕で勝てますが、残りの20%〜30%くらいの中で合格の上位数%を叩きだすのが難しい。
試験には運が絡むので、実力があっても試験をパスできるとは限りませんからね。
僕の挑戦した資格は社会保険労務士という資格です。
ひと昔まえは割とチョロい資格だったらしいんですけど、近年社会保険労務士の威厳を保つ為に、急激に合格者をしぼっているのか、僕が受験した年は約4%〜5%でした。
試験の内容については割愛しますが、割と受験者泣かせの嫌らしい試験になってます。
僕が社労士に挑戦した理由は世の中に労働改革を起こしたかった(笑)という理由です。

労働基準法(ドンッ)
雇用保険法(ドンッ)
厚生年金(ドンッ)
ってやっとけば、なんかかっこいいなって感じでした。
自分が価値のある人間であるという事を、資格をとる事で証明したかったのかもしれません。
1発で難関資格をパス出来たら何もいうことはありません。
けど大抵の難関資格の合格率ってどれくらいでしたっけ?
確か1桁台でしたよね・・・。
と言う事は、9割以上の人は落ちる試験ばかりなのです。
資格試験の勉強に挑戦するために仕事を辞めたとしましょう。
仮にあと1点足りなくて不合格になったらどうしますか??
諦められますか?潔く就活を始められますか?悔しいですよね?
もう一年あれば・・・合格出来るはずなのに・・・。
これこそ難関資格がニートを生み出してしまうからくりなのです。
例えば難関資格の勉強の為に3年間勉強に費やしたとしたら、金銭的な損失も時間的損失も大きくなります。年収300万円稼げる人なら1000万円近く損する事になりますね。
難関資格を取得すれば人生が逆転出来るという思い込み
難関資格をとって人生を巻き返す。
が、ダメ!!!人生は甘くない。
といっても、僕は資格オタクな方なので、資格には甘い顔をします。笑
難関資格=人生勝ち組 ❌
難関資格=人生の可能性が広がる ⭕️
資格をとって人生勝ち組はなくとも、資格を取得して人生人生の可能性が広がるというのは事実です。
資格手当がついたり、そもそも資格がないと職に就けない資格などは人生にとって無駄なはずがありません。
現に僕も宅建を生かした仕事ならば、ニートした後でも転職余裕でした。
まぁ不動産仲介を3日で辞めたので、もう懲りましたが。笑
仕事を辞めて資格試験に落ちた先にあるもの
以下の出来事は僕の体験談です。興味がなければ読み飛ばして下さい。
ーーー面接にてーーー

キラーン
空白期間がある様ですが?(空白期間キタァァァ)

えっと、資格試験の勉強をしていました。

資格には合格しましたか?

いえ、1点足りずに不合格でした。

本当に勉強してたのですか?(ププ、必死だなwww)
仕事を辞めて資格試験に落ちた先に待っていたのは地獄です・・・。
まず資格試験明け1つ目の詰みポイントは就活でした。
面接官の人に「何で新卒で入社された会社半年で辞めたのですか?」と聞かれても「あ、あ」とどもった返答しか出来ずに、恥ずかしくて逃げ出したくなる日もありました。
資格試験の勉強をしている間は家族以外とはほとんど会話をしていないから、コミュニケーション能力が落ちるのは当然の事ですね。
そして資格試験明け2つ目の詰みポイントは仕事が続かない事でした。
1度経歴に傷がついてしまうと、転職活動がうまくいく可能性が下がります。
さらに僕は自分を面接の場でアピールする事が苦手なので余計に面接での突破率が下がるのです。
そこで僕は早速宅建という切り札を切る事にしました。
ーーーー面接にてーーーー

僕「宅建やで〜。ほれほれ〜w」

面接官「採用!!!!!」
宅建の効果はよっぽど強かったようで、僕は即不動産仲介の会社から内定をもぎとりました。
しかし今までストレスフリーな自宅にいた僕にとって、会社で8時間以上働くのは、頭がおかしくなりそうな程の苦痛でした。

ぬほぉぉぉぉぉ。
クァkww瀬捨て牌どうかおねぐぁいしぃftgyふじこlp;@。
最後に資格試験明け3つ目の詰みポイントは朝起きれない事でした。
今までは朝目が覚めても眠かったら、もう一眠りが許されました。
しかし仕事を始めたら、もう一眠りなんて許されるはずがありません。
朝目が覚めて仕事にいく時間になると、涙がにじんできます。

会社いぃぎぃたくなぁい!!!
お母さんが仕事行かなくていいよって言ってくれないかなって少し期待していましたが、もちろん言ってくれるはずもなく、憂鬱な気分で家を出ました。
結局研修の3日目の朝に僕は「このままではいけない」と腹を括りました。
そして通勤電車の反対側のホームに乗り込み、そのまま帰路についたのです。
資格試験失敗後の就活どうなるか問題

資格試験失敗後の就活はあまり明るい未来とは言えないな。
むしろ苦しい選択となることの方が多いかもな。
というと、怖がってみんな仕事辞めれないと思うので、とっておきのおまじないを伝授します。笑
資格試験で失敗しても、「あとは何とかなる」。
ほんとこれに尽きます。
そして資格試験の為に死ぬ気で勉強した事は本当に無駄になりません。
世の中正社員で働いている人(非正規の人も含め)、死ぬ気で何かに没入できる人間というのは本当に極一部の人だけです。
世の中の大半の人たちはやりたい事が見つからない病にかかっています。

やりたい事がない。夢中になれる事がない。
かりに資格試験に失敗したとしても、また違う事に挑戦して没入すればいい結果が得られるかもしれません。
一度何かに夢中になった体験をした事がある人は、その対象が変わっても、夢中になれる可能性が高いので、資格試験で没入体験を作るというのは案外悪い事でもないです。
僕は専業(働かずに)資格試験の勉強をして失敗して職を転々としまくって、まともな企業だったら間違っても書類選考で通さない様なクソ経歴の持ち主ですが、何とかこうして生きています。笑
しかも僕は隠し事はしないタイプなので、今までの職歴全て履歴書に書いて、面接官に尋問されるというSMチックな事をしていますが、意外と内定もらえますw
資格の勉強するならバイトでもいいから働くは正解か?
まず資格の勉強をすると決めたら、専業で資格の勉強に専念するのか、バイトで働きながら勉強をするのかで迷うでしょう。
結論からいうと、バイトをしながら資格の勉強をした方が資格試験に失敗した時のリスクを減らす事が出来ます。
ここでは貯金が少なくて、職歴的にも職業選択の自由が少ない人を想定しています。
そのため資格試験に失敗しても深いダメージにはならない、以下の様な人は除外しています。

将来有望ニキ
- 貯金が3〜500万以上ある
- 専門的なスキルを持っている
- 圧倒的に若い(10代〜20代前半)
ただ資格を欲しいと考える人は、現状の仕事に不満があったり、金銭的にも年齢的にも余裕が少ない傾向にある事が多いです。
だから僕の経験上出来れば少しでも取得したい資格に関連するバイトをしながら、資格の勉強をするっていう考え方を推します。
理由として資格試験に不合格になった場合に、働いていない期間があるとこう思われる可能性があります。

資格試験は言い訳で「ただダラダラと過ごしていただけ」かもしれない・・・。
そしてこう思われると、このダラダラと過ごしていたという疑いを晴らすのは、働いていなかったという事実がある限り難しいです。
ほんと働いていなかった期間というのは、面接の場では嫌われますからね。
だからもし目指すべき資格が見つかったら、資格取得に必要な費用や確保するべき勉強時間や合格率についても調べつつ、バイトをする時間はあるのかを現実的に考えてみましょう。
月に数万のお金でも使えるお金があるのは大切な事だし、バイトが案外気分転換になったりもしますよ。
最近のプログラミング人気について思う事
最近鬼の様にプログラミング人気ですよね。
今めちゃくちゃエンジニア志望の人が多い様です。
おそらくマコなり社長というテックキャンプを運営する若きIT社長の存在も大きいと思います。
この動画ではプログラミングが簡単だと言っていますが、そもそもこの優秀すぎる2人が言ってても全然説得力ないですよね。
ちなみに僕もプログラミングちょっとやって見ましたけど、余裕で挫折しました。
どのプログラミング言語もお手本のコード通りに打ち込むまでは出来ても、そこから自分でコードを作るのが無理すぎました。
確かにプログラミングって今後の事を考えると夢のある仕事です。
しかし向いていない人がプログラミングに手を出すと、やっている時間の割に上達しないアリ地獄にハマリます。僕はハマりました。笑
変に世の中の流れに乗ろうとして、プログラミングに執着してしまうと、いやいやプログラミングを勉強する事になり、苦しむことになってしまいます。
だからプログラミングをやってみてむいていないと思ったら、さっさと手を引いて、また違う事やった方がいいと僕は思います。
僕はプログラミングよりも資格の勉強してる方が数十倍気楽で楽しく感じました。
まとめ
- 難関資格がニートを生みだす原因の一つになっている
- 資格試験失敗後は「何とかなる」の精神
- 資格の勉強するならバイトしながらの方が不合格時のリスクを減らせる
いかがだったでしょうか?
一見難関資格の夢に向かって仕事を辞めて突っ走る姿は、美しく映るかもしれません。
しかし難関資格の狭き門を突破するのは難しく実力だけでなく、運も必要になります。
そして仕事を辞めた上に資格試験に失敗したら、とほほではすまされない悲惨な状態です。
今は資格よりもITスキルを勉強した方がお金になりやすいと言われていますね。
僕も資格試験の勉強よりもプログラミングの勉強しとけばよかったなと感じてます。
1人でも資格試験で人生を棒に振ってしまう人が減ればいいのにって思います。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
人生立て直しブログライター ロスケンタ
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