人生立て直しブログライター ロスケンタ
どうも、昔すれ違い様に「キモッ」て言われて傷ついた経験のあるロスケンタです。笑
人間関係というものは難しいですよね。
特に幼い頃から「キモい」とか「ウザい」とか心ない言葉をぶつけられた事のある人は心に深く傷を負いやすかったりします。
心に傷を負った人は内向的となり、人との付き合いに消極的になってしまう傾向にあります。
そして他人の目が気になる様になり、他人に話しかけるのを躊躇うようになってしまうのです。
僕の経験上友達が出来ない人の一番の特徴は、人に話しかける事が出来ない人でしょう。
人に話しかける事が出来ない→人と知り合うきっかけがない→友達が出来ないという悪夢のスパイラルにハマってしまいます。
この悪夢のスパイラルにハマれば中々友達や理解者が出来ず、人生で損する事も増えてきます。
自分の事をコミュ障だと思っている人に対して、「人に頑張って話しかけよう」とか言っても、それが出来れば苦労しないよって話しですよね。
そのため無理をしないで人との関係をよく出来る方法をお伝えしたいと思います。
この記事では「自称コミュ障でも無理する事なく人との信頼関係を構築する方法」を記事にまとめました。
この記事を読んで欲しい人
- 自分はコミュ障だなぁと思う事がよくある人
- どうも他人が寄り付かない様な気がする人
- 親友や恋人など特定の人と信頼関係が出来ない気がする人
自称コミュ症に人が寄り付かない理由
- 何を考えているか分からない
- 何となく頼りなく見える
- そもそも喋る機会がない
何を考えているか分からない
僕たち人間はよく分からないものを不気味に思う習性があります。
例えば食べ物とかでも今までに食べた事のない物、味も食感もよく分かってない物を口にするのって結構勇気がいりますよね?
僕はブルーチーズを最近になって初めて口にしたのですが、子供の頃からずっとカビを食べるというのが理解出来なくて、カビを食べるというのが不気味すぎましたw
食べてみると意外と美味しいなって思うんですけど、食べる前は不気味で近寄りづらかったです。
これって人間にも全く同じ事が言えるのではないでしょうか。
やはり人間の習性でよく分からない物を避ける習性と同じくらい、慣れている事に安心するという習性もあるんですよね。
だから誰でもよく知らない人に声をかけたり、慣れてない人と雑談したりするのは疲れるので、慣れた人と群れてしまう傾向が強くなります。
そうなると自称コミュ障で人との関係を避けてしまうと、周りの人を遠ざけてしまう原因の一つとなるのです。
何となく頼りなく見える
自称コミュ障の人って何となく頼りなく見えるイメージってないですかね?
意味もなくおどおどしていたり、何事にも消極的だったり、謙虚を通り越して卑屈だったりすると、周りの人からすると頼りなく映ってしまいます。
特に男性の場合は他人から見て頼りなく見えるというのは、人間関係で損をしやすいです。
男性の場合は頼りない男を見た時に自分より下だと思って相手にしないか、自分の都合のいい様に使おうかと考える人も一定数います。
女性の場合は男性に求めるものとして自分を守ってくれる男らしさを求める人が多いです。
そして男性女性両方ともに共通するのは、頼りなく見える人はいざという時に自分の事を裏切るかもしれない、または役に立たないかもしれないと判断する訳です。
どうせ人として付き合うなら自分を守ってくれそうな人とか、自分を裏切らない人と付き合っていきたいというのは男性女性共通しているでしょう。
そのため自称コミュ障で頼りなく見える人は男性の立場からも女性の立場からも魅力的には映りづらいため、人が寄ってこない原因の一つだと言えるのではないでしょうか。
そもそも喋る機会がない
人間というのは想像以上に自分と関わりのない相手に対して、興味を持たないものです。
そのため話しをするきっかけがないと自分に興味を持ってもらえる機会って少ないんですよね。
そして自称コミュ障の人は例外なく、この話しをするきっかけ作りというのが下手ですw僕も人に話しかけるのが苦手なのでよくわかります。
例えば学校とかで今まで全く話す機会がなかったけど、朝にあいさつをされる様になって自然と話す関係になった事ありませんか?あとはクラスメイトとか職場の同僚に勇気を持って話しかけたら、意外と普通に話をしてくれたとか。
朝のあいさつに関しては心理学でいう単純接触効果が働いており、これは簡単にいうと接触した回数が増えれば増えるほど相手に安心感や慣れが生じて、相手があなたの事を受け入れやすくなるという事です。
学校などでクラスメイトから話しかけられても普通に話す事が出来るのは、単純接触効果により好感度が上がっているとまではいかなくとも、相手の事を受け入れやすい状況下に置かれているからとも言えますね。
これがもし駅の様な公共の場所で女の子が見知らぬおじさんにいきなり「そういえば、昨日のテレビ見た?」なんて話しかけられたら「キモっ!!!」って思うでしょうw
そのため学校や職場などの場合は単純接触効果のおかげで人に話しかけやすい環境は出来ているはずなので、話しかければ興味を持ってくれる可能性は高いです。
逆に日本人ってみんな自分から話しかけるのって苦手な人が多いので、話しかける事が出来る様になるとチャンスが広がるという訳ですね。とはいえ自称コミュ障がガンガン人に話しかけるのって難しいと思うので、人から話しかけられやすくする方法についても後述します。
自称コミュ障が人生で損するパターン
- 「自分コミュ障なんで・・・」と引っ込み事案になる
- 人と知り合う絶対数が少なく友達や恋人を厳選できない
- 人との関わりの中で幸福を感じる機会が少ない
「自分コミュ障なんで・・・」と引っ込み事案になる
自称コミュ障で人生で一番損しやすいのは、この「自分コミュ障なんで・・・」みたいな言葉が口癖になっている人です。
自分コミュ障なんで・・・自分コミュ障なんで・・・自分コミュ障なんで・・・
この「自分コミュ障なんで」という言葉は自分の中の潜在意識に強力に作用します。
その結果どうなるか?
何か人間関係で不都合な事が起こると「自分はコミュ障だから」と本当はコミュ障ではなくても、自分を自称コミュ障に仕立て上げてしまいます。
例えばあなたが気になる異性と仲良くなりたかったとしましょう。けど仲良くなるには声をかけて会話をする必要があります。声をかけるの恥ずかしいなぁ。声をかけて嫌な気持ちにさせたらどうしよう。自分コミュ障だからなぁ・・・。まあいっか。
と、このように自分はコミュ障だからという言葉は逃げの言葉なのです。
声をかけた結果、全くうまく会話出来ず、あぁ自分コミュ障だなぁと思うならまだいいですが、声をかける前から「自分はコミュ障だから」と人間関係から逃げる人多いと思います。
僕の通っていた大学ではこの「自分コミュ障だから」という口癖の人が一杯いました。
僕もコミュ障なので、コミュ障を克服する必要はないと思いますが、人と関わる事から逃げずにコミュ障なりにぶつかって欲しいなとは思っています。人と関わる事から逃げると人が集まる場に行った時に楽しくないし、経験上後悔も残りやすいからです。
人と知り合う絶対数が少なく友達や恋人を厳選できない
何度も言いますが僕は人見知りでコミュ障です。人に話しかける事は苦手で、関係を育てていくのも得意ではありません。
ただいくらコミュ障でもあいさつしたり一声かける事くらいはやっていますし、誰にだって出来るはずです。
あいさつしたり一声かけたりする関係があれば、いくらでも友達や恋人に人間関係が発展するチャンスはあります。上司とか先輩とかにもこまめにあいさつしたりすると、目をかけてくれるようになりやすいです。
しかしあいさつや一声かけるといった行為を蔑ろにしてしまうと、途端に人と関わる機会が激減します。人間というのはよっぽど嫌っている相手でなければ、声をかけられて悪い気はしないものです。むしろ声をかけてこない相手に対しては、余程の魅力がない限り興味が湧きづらくなるでしょう。
例えば全然タイプじゃない後輩でも、毎回あいさつしてきたり声をかけてきたりすると、ちょっと興味が出てきますよね。それと一緒です。
そして知り合う人の絶対数が少ないと友達や恋人を厳選できません。
友達の中でも親友に昇格する候補とか異性の中でも恋人に昇格する候補がないので、友達や恋人が欲しいとなると、妥協しなければならない可能性が高くなります。むしろ知り合いになる人の数が少なければ、友達や恋人が出来ない可能性もありますね。
人との関わりの中で幸福を感じる機会が少ない
僕たち人間は人との関係の中で幸福を見出す瞬間が多いと言われています。
例えば1人でディズニーランドに行く人が少ないのも、1人でレストランに行く人が少ないのも、1人で水族館や動物園に行く人が少ないのも、誰かと幸せな時間を共有したいからとからだと言えるでしょう。(1人で行く人ごめんなさい)
多くの人が仲のいい友達と楽しい時間を過ごしたり、気になる異性や好きな人と美味しい料理を食べたり、子供と自然に触れ合ったりする事は幸福だという認識だと思います。
やはり誰かと感情を共有するという時間は、1人で楽しむ時間とは明らかに違った楽しさがあります。もちろん1人で楽しむ時間と誰かと一緒に楽しむ時間に優劣はつけられません。それでも人は誰かと過ごす時間に幸福を見い出す傾向にあるのです。
自称コミュ障で消極的だと、友達や恋人が出来づらく、一人で過ごす時間も増えやすいので、寂しがりやな人に取っては辛いかもしれませんね。
自称コミュ症が他人から話しかけられやすくする方法
- 自分から進んで挨拶をする
- 相手の話に相槌やリアクションをとり盛り上げる
- 感情を表情で表現する
自分から進んで挨拶をする
自分から進んであいさつをするという行為が自然に出来るかどうかが、自称コミュ障というストッパーを壊せるかの鍵となります。
もちろん通りすがりの人とかにいきなり「おはよう」とか「今日もオシャレだね」とか言えと言っている訳ではありません。そんなことしたらびっくりさせてしまいますw
しかし自分の所属している組織である学校のクラスメイトとか職場の同僚とかの場合はあいさつするくらいは全然普通です。
むしろあいさつを続けていると、相手の方から「あの人とあいさつしてるけど、そういえば喋った事ないな」と興味を持ってくれる可能性が高くなります。だって会話もしないのにあいさつだけし続けている関係って言ってみれば普通じゃないですからね。普通じゃない事には人間興味を示しやすいのです。
仮にあいさつだけの関係から全く発展しない場合は、相手があなたに全く興味を持っていないか、そもそも嫌っているという事が考えられます。
単純接触効果というのはマイナスに作用することもあり、あなたが相手に嫌われているのにあいさつし続けるとどうなるか?あいさつをする度にあなたの好感度を下げる事になるのです。
そのため単純接触効果を活用するためには、あなたが少なくとも相手にマイナスイメージを持たれていない事が前提になります。
単純接触効果を活用した朝のあいさつは強力ですが、相手との距離を考えながら自分の感情だけで突っ走らない様にしましょう。
相手の話に相槌やリアクションをとり主役に引き立てる
「相手の話に相槌やリアクションをとるって当たり前だろ」って思いますよね?w
本当に出来てますか?
実は出来てない人多いんですよ。むしろ相手の話にかぶせるようにして自分の話しをしてしまうパターンもよく見ます。
結構最後まで相手の話に耳を傾けて相槌をとったりリアクションをとるのって難しいんですよね。何故なら自分に興味のない話しって退屈だし、自分の話したい内容とかになるとついつい話を遮って自分が話し始めてしまうんですよね。
そして人間には承認欲求という自分は価値のある人間だという事を人から認めてもらいたいという欲求を持っています。これは誰しも覚えがあるでしょう。自分の話を誰かに聞いて欲しいと感じるのは、この承認欲求を満たしたいからなのです。
そのため相手の話に相槌やリアクションが取れて相手を主役に引き立てる事が出来る人は、めちゃくちゃ貴重な存在だし、男女問わず人気が出ます。そりゃみんな自分を主役に引き立ててくれる様な人を求めていますからね。
相手を主役に引き立てるという考えは覚えておいて損はないと思います。
感情を表情や声のトーンで表現する
人の見た目は9割という言葉を最近よく耳にしますよね。
メラビアンの法則によると人間が情報を得る際の割合は以下の通りです。
- 視覚情報 55%
- 聴覚情報 38%
- 言語情報 8%
視覚情報とは身だしなみや表情などの見た目を表し、聴覚情報とは声のトーンなどを表し、言語情報は喋った内容などですね。
このメラビアンの法則から見ても、人間が表情や声のトーンから得る情報量の多さはよく分かると思います。
例えばあなたが男性で同性の男A君とB君がいたとします。
A君の場合
あなたが話しかけるとニコっと笑いながら「おうっ」と答えてくれて、楽しい時は笑って、悲しい時はションボリして、あなたが話をした時は声のトーンを上げて反応してくれます。
B君の場合
あなたが話しかけても無表情で、楽しい時も悲しい時も常に冷静で、あなたが話しをした時もいつも同じような声のトーンで「へえ〜」とあくま冷静に対応します。
僕はA君とB君どちらの性格が良くてどちらが悪いかという話をするつもりはありません。人間の価値観は人それぞれですからね。
しかし一般的に友達が増えやすく人からのウケがいいのはA君だと思われます。やはり人間は相手の事をよくわかっている場合に安心するし、感情を表情や声のトーンで表現してくれる人の方がこちらも本音を出しやすいです。
そのため人から話しかけられやすくしたいのであれば、感情を表情や声のトーンで表現する事をおすすめします。ただマイナスな感情を出しすぎてしまうと、マイナスな人を引き寄せたり、敵を作ってしまったりするので要注意です。
まとめ
自称コミュ障が人と他人から話しかけられるようになる方法
- 自分から進んであいさつする
- 相手の話に相槌やリアクションをとり主役に引き立てる
- 感情を表情や声のトーンで表現する
コミュ障というのは悪い事ではありません。
過去にいじめやひどい言葉を投げかけられた人は、人間関係において消極的になりやすい事はよくわかります。
僕もどれだけ過去に傷つく言葉を言われたかはわかりません。
しかし変えられない過去を引きづる事が人生にとって良くない事も事実です。
もし人に対して苦手意識があったとしても、あいさつをしてみたり、一声かけてみるだけでも人間関係は変わります。知り合う人の母数が増えればきっとかけがえのない存在になる人とも出会えます。
「自分コミュ障なんで・・・」という言葉で人間関係から逃げる人が1人でも減ればな。なーんて思いながら記事を書きました。一人でも多くの人の人生に影響を与えられたらと思っています。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
人生立て直しブログライター ロスケンタ
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