人生立て直しブログライター ロスケンタ
どうも、ロスケンタです。
突然ですが高収入を狙える資格としては以下のものがあります。
- 弁護士
- 公認会計士
- 医師
- 税理士
- 司法書士
- 社会保険労務士
おいおい、無茶いうんじゃないよ。こんな難関資格取れっこないよという声が聞こえてきそうです。それに2020年以降AIの発達で士業の資格も格差が生じ競争が激化すると言われています。
それに士業系の資格は20代後半から資格取得を目指すには、ちょっと遅い印象です。
特に理由もなく何となく役に立ちそうだからという理由で、合格率数%の難関資格を目指すのはオススメ出来ません。理由としてはシンプルで合格率が低く、1発で合格出来ない場合勉強に時間を取られすぎるからですね。
そのため勉強が楽しくて、勉強している時間が幸せだという人以外はとりあえず生ビールという感覚で難関資格を目指すのはおすすめ出来ません。
ほとんどの人は勉強よりも美味しいご飯を食べたり、仲間と楽しくお酒を飲んだり、可愛い子とデートに行く方が楽しいでしょうしね。笑
僕自身も資格試験の勉強自体は苦痛ではありませんでしたが、やはり1年間勉強漬けというのは精神的に苦しくなりましたし、試験1ヶ月前とかはプレッシャーから受験を本気で辞めようかというレベルのストレスがかかっていました。
そのため今回は努力すれば取得出来るかつ仕事につながるコスパの良さげな資格を厳選してきました。
今や大企業で使えない社員をあの手この手で退職に追い込む事も珍しくはありません。
マジメに働いてさえいれば一生安泰という時代は平成まででもう終わりです。
今後は更に使えない40代50代の人員カットが進んでいく事は容易に想像出来ますね。
いつ職を失うか分からない、いつ会社が倒産するか分からない。そんな不安を労働者は抱えており、コロナウイルスの影響で職を失う恐怖を抱える人は更に増えています。
だからこそ再就職の為の保険として、就職に強い資格を選んでみました。
この記事を読んで欲しい人
- 資格に興味はあるけど何を目指せばいいのか分からない人
- とりあえず人に自慢出来る資格が欲しい人
- 目的もなく合格率数%の難関資格を目指している人
人生の時間は有限で貴重なものです。その貴重な時間が意味のない資格試験の勉強に使われるのは非常にもったいないと僕は思います。少しでもあなたの人生の大切な時間を有効活用してもらいたいという思いで今回の記事を書きました。
仕事を辞めて挑戦した資格試験に失敗したら・・・?
難関資格で人生一発逆転したいという人の夢をいきなりぶっ壊します。
コチラの記事を読んだ事がない人は、流し読みで結構ですので、ササっと内容だけ確認してくれると嬉しいです^^
僕は過去に社会保険労務士という資格に挑戦して、仕事を辞めて1年勉強漬けの日々を送りました。

結果は不合格。ふざっけんな、こんのハゲーーーーーぇぇぇぇ。
そして待っていたのは地獄の日々でした。
1年間働かなかったせいで、得たものはいかに楽をして日々を過ごすかという怠惰な精神です。
てか就職活動にはいきつつも、内心働きたくないという気持ちが強すぎました。
ちなみに最難関とも呼び声高い司法試験に合格する為の勉強時間の目安は平均で約8000時間だそうです。
8000時間ってすごいですねぇ(他人事)
パス出来ない人は15000時間使ってもパス出来ない地獄の試験です。時給1000円で働き続けたら1500万円稼げる程の時間になります。汗
8000時間ってピンとこないかもしれませんが、単純計算で時給1000円×8000時間=800万円になります。
資格の勉強に費やす時間で何百万何千万というお金になる時間をつぎ込むわけですね。
そして試験にパス出来なければ、800万円分のお金と時間を潰したという事になるのです。
あ、ちなみに10000時間の法則というのがあって、どんな事でも10000時間やればそれが仕事になると言われています。

10000時間=10000➗8=1250日(3年4ヶ月ちょい)

8000時間は8000➗8=1000日(2年7ヶ月ちょい)
ざっくり計算ですが、8000時間勉強するとなると、1日8時間勉強を2年7ヶ月くらい毎日続ける必要があるという訳です。コレは吐きそうですねw
資格の役割
資格の役割としては知識の証明と努力が出来る人間である事の証明です。
資格を持っている事で、ある程度の知識は有している事の裏付けになるわけですね。
やはり全くの未経験で何も知らない人よりも、勉強してある程度の知識がある人では、仕事の飲み込みも全然違ってくるでしょう。
例えば宅建を取得する過程で土地や建物や宅建業法などを学んだ人と、全く何も知らない人だったら宅建を取得している人間の方が有利なのは言うまでもありません。
それにある程度勉強が必要な資格であれば、目標に向かってちゃんと努力が出来るという評価にも繋がります。
というよりも、会社は実務に直結する資格を持った人間が欲しいんです。
会社の方で資格をバックアップすると時間もお金もかかるし、そのまま資格を取得して他の同業他社に転職される可能性もあります。
食えると確信した資格
宅建
宅建とは宅地建物取引士を略した資格です。
主に不動産仲介の仕事をする時に重宝される資格になります。
資格試験の王道とも言われており、転職に強い資格として絶対に名前のあがる人気資格です。
宅建の需要が高い理由として不動産の事業をする時に従業員5人に1人の割合で宅建資格を所持した人を設置しなくてはいけません
そして宅建という資格は法律の知識が絡んでくるため、ある程度の勉強時間は必要になります。
どうしても不動産系の仕事をしている人は勉強時間の確保が難しいという背景があります。
そのため皮肉な事に勉強時間を確保出来る学生や主婦の合格率の方が高かったりもします。
だいたい勉強時間の目安としては全くの初学者で3ヶ月~6ヶ月くらいです。
僕が取得した時は6か月くらいは頑張って勉強しました。
途中でパチンコ打ちながらアプリで勉強したりと、めちゃくちゃな勉強もしていましたが・・・。
基本的に暗記で対応出来る問題が多いのですが、権利関係という科目は曲者で1番骨の折れる科目になっています。
試験科目は以下の通りです。
- 権利関係(法律の理解+判例の理解)
- 宅建業法(暗記)
- 法令上の制限
- 税、その他
オススメなのは出題数が多い宅建業法から勉強していく事です。
正直権利関係以外は丸暗記で対応出来ます。
宅建の合格率って大体15%前後で心配する人も多いですが大丈夫です。
宅建が今必要な人はほぼ不動産関係の仕事の人ですが、基本的に不動産系の仕事をしている人は激務です。
激務ゆえにちゃんと勉強時間を確保するのは難しく、ほぼ試験対策出来ずに来る受験者も多いです。
僕の友人もずっと不動産の仕事をしていますが宅建の資格はとっていないそうです。
そのためライバルとなるのは学生や主婦になります。
宅建の資格を持っていれば確かに転職はかなり有利になりますし、資格手当が月に何万円かつきます。
第2種電気工事士
第2種電気工事士って役に立つの電気工事だけじゃないんですよね。
第二種電気工事士という資格は高校生でも取得する人が多く、合格率を見てもそこまで難しい資格ではありません。
しかし筆記と実技があり、実技の方が特に対策が必要になりますね。
筆記の方は一度パスしてしまえば、実技試験で不合格でも再度受験の必要はありません。
実はビルメンテナンスでも、歓迎される資格として第2種電気工事士と書いてあります。
メンテナンスの時に電気系統もいじりますからね。
特に電気工事の仕事はハードで、仕事は体力的にも精神的にもキツイです。
今電気工事の技術者はめちゃくちゃ不足しています。
なんで電気工事の技術者が育たないのか?
それは会社によっては労働環境がお察しの会社があるからですね。
電気工事の仕事は危険な上に覚えるのが難しい仕事なので、最初は何も出来ない為かなり精神的に辛いです。その上見て覚えろと仕事を教えてもらえなかったり、理不尽に怒鳴られたりとかが結構多い業界でもあるので、人の定着率は低いそうですね。
だからこそ電気工事の実務経験と資格はかなり需要が高いと言えるでしょう。
フォークリフト免許
中途採用の求人を見ていると、ほんと物流系の求人はまだまだ多いです。
それだけ物流業界というのは不人気おっと、人手不足です。
そして フォークリフトに関しても未経験・無資格Okな会社も多いです。
リフトの講習も3~4万円とそこそこ痛い出費ですが、時給1300円以上の求人も普通にあります。ハッキリ言ってフォークリフト講習も落ちる人がいるの?ってくらい皆パスします。僕が受講した時はあばらの骨が折れている人でも合格していたので、よっぽど大丈夫だと思います。笑
リフトの求人も普通のバイトに比べれば単価は少し高くなります。
ただし物流業界はAIの自動運転や参入障壁が低くライバルが多い為、中々仕事の単価は上がりづらいという事情があり、物流で一生食っていけるかというのは、疑問が残ります。
ただ職を失った時の保険としては難易度の割に中々強い資格なので、オススメです。
交通誘導警備業務検定2級
交通誘導員の人手不足はいまだに続いていて、警備員の欠格要件(警備員なっちゃダメって項目)さえクリアすれば誰でもウェルカム状態な警備業界です。
交通誘導業務検定2級は国家資格で、コスパもいいです。
ちなみに交通誘導業務検定2級の受験には特に条件はありません。
交通誘導警備業務検定2級の試験については考査と実技があるみたいで、難易度的にも普通に準備していけば合格点は取れると聞きました。
僕の友達は交通誘導業務検定2級を会社費用で取得したとのことですが、どこの警備会社でも引っ張りだこみたいで、その中でも日給の1番高い会社に就職しています。
そして気になる日給ですが、交通誘導業務検定2級の保有者は日給1万2千円らしく、警備会社の中でもかなりの高水準と言えるでしょう。
さらに交通誘導業務検定2級保持者は管制といって、警備員の人員配置の仕事を任される事も多く、現場から引き上げられるので、もし警備業界で働く気があるなら絶対とっておきたい資格です。
中型免許
平成19年6月2日以前には普通の自動車免許を持っていれば、8t未満の車を運転する事が出来ました。
現在中型免許で運転することができる車は、以下になります。
- 自動車の種類:中型自動車
- 車両総重量:7.5t以上11t未満
- 最大積載量:4.5t以上6.5t未満
- 乗車人数:11人以上29人以下
主に4tトラックに乗れるのですが、中途採用だとかなり需要があります。
中距離の配送はもちろんのこと、工事現場でのダンプカーとかゴミ回収でのパッカー車とか汲み取りのバキュームカーとか様々な場で活躍するのです。
特に工事現場だとダンプカーの運転手としてかなり重宝されます。むしろ4tの車が乗れないと、肩身が狭いかも・・・。
そして会社側も最初から中型免許を持っている人は喉から手が出るほど欲しい人材です。
会社費用で中型免許を取得させるなら、最初から持っている人を雇いたいのは当然ですよね。
中型免許の取得費用や取得するまでの期間についてはコチラのサイトで詳しく解説されています。
中型免許はお金さえ出せば誰でも取得できる資格の割には、仕事に繋がりやすいので、コスパのいい資格と言えるんじゃないですかね。
資格試験で人生失敗する人の典型的なパターン
資格試験で人生失敗する人の典型的なパターンとして主に以下の2つが考えられます。
- 実際その資格を取得して何をしていいか分からない
- そもそも競争率の高すぎる資格を目指していた・・・
ズバリ資格試験で人生失敗する人の特徴として「何となく人に自慢できそうな資格」とか「その資格自体の競争率が高すぎて突破が困難」という理由が多いです。
確かに夢というのは大切で弁護士になって、将来色々な人を救いたいという夢を持つ事自体は悪い事ではないでしょう。
しかし僕の様にFラン大学に通っていた人が、現実的に考えて司法試験を目指すというのは、正直0ではありませんが、可能性的にはかなり薄いです。それに今の時代は弁護士とか士業の人達でもただ資格を持っているだけでは食っていけない時代と言われています。
だから難関資格を目指す事自体は否定はしません。
それでも実際に資格取得に必要な労力+お金が資格の実用性と釣り合いが取れているのかどうかというのは、すごく大事な事だと思います。
コスパのいい資格の条件としては努力すれば取得出来る範囲の資格かつ仕事に活きる資格です。
少なくとも9割以上が落ちる様な難関資格は、くれぐれも慎重に検討していきましょう。
まとめ
未経験でも食えると確信したコスパのいい資格
- 宅建
- 第二種電気工事士
- フォークリフト免許
- 交通誘導警備業務検定2級
- 中型免許
ハッキリいいましょう。
資格の為に仕事を辞めるな。(フリじゃないですからねw)
このご時世であっても、合格率10%もない様な、士業系の仕事は人気がありますが、ほんと難関資格に挑戦する際はくれぐれも慎重にしましょう。
資格を取りたいなと思ったら、まずは自分の仕事に関係する資格、または就きたい仕事に関係する仕事で、かつ手が届きそうなところから始める事をお勧めします。
背伸びして自分にとって難しすぎる資格の勉強を始めると、そもそも勉強自体が辛くなってしまうし、教材にかけたお金とか勉強していた時間も無駄にしてしまう可能性があるのです。
僕は結局本当に取得したかったのかよく分からない士業の資格の為に、20代の1年間という貴重な時間と数十万円の教材費を無駄にしてしまいました。
それにこの資格試験の1年間働いていたら200万くらいは稼いでいたと思うので、資格試験1年分で200万くらいの大損をぶっこいている計算ですね。
人生の時間は有限であり貴重なものです。僕は労力と時間を無駄に消費してしまいましたが、あなたは労力と時間を注ぎ込む場所を間違えない様にしてください。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
人生立て直しブログライター ロスケンタ
コメント