人生立て直しブログライター ロスケンタ 禁煙199日目
どうも、ロスケンタです。
よくネットで就活に困ったら、フォークリフトの免許取りにいけばいいじゃんという書き込みをみかけます。
そして「経験のないリフトマンに仕事なんてないぞw」という書き込みも必ずといっていい程よくみかけます。
倉庫業の経験がない人にとって倉庫業の世界って未知の世界だと思います。
「倉庫って変な人多いんじゃないの・・・。」
「倉庫ってコミュ障でも出来るのかな・・・。」
「ニートだけど倉庫の仕事やってみたいな・・・。」
仮にフォークリフトの免許を取得する際に1番考える事といえば、フォークリフトの免許取得したところで仕事あるの?という疑問ですよね。
そのため無職職歴無しからリフトマンの仕事を始めるまでリアルについて記事を書きました。
リフトマンで働く際に正社員、有期契約社員、派遣の違いについても説明します。
そしてリフトマンの場合は派遣をオススメする理由についても後述します。
こんな人は記事を読んで!!
どうも仕事が長続きしない人
倉庫の仕事に興味を持っている人
コミュ障で少しでも人と関わらなくていい仕事がしたい人
フォークリフト講習後の仕事探しのリアル
まずフォークリフトの免許を取得するには、指定の講習を受ける必要があります。
ほとんど9割以上の人が通過する講習なので、講習自体は心配しなくても大丈夫です。
僕が一緒に講習していた人で、何があったのかアバラの骨が折れてる人もいましたが、その人も無事合格していたため、大丈夫でしょうw
問題なのはフォークリフトの講習を終えた次の段階です。
そう、仕事探しですね。
フォークリフトの講習が終わると次は仕事を探さなくてはいけません。
ちなみにフォークリフト講習を終わったばかりの初心者には仕事探しが1番の山になります。
やはりどの会社でも一から教えるのは手間もかかるし、事故のリスクもあるので、経験者を雇いたいわけです。
簡単にいうとリフト初心者には危ないから乗せたくないんですよね。
しかしリフト初心者にリフトの仕事が全くないかと言われれば答えはNOです。
リフト免許さえあれば乗れなくても、面倒みるという企業も普通にあります。
運が良ければ派遣社員として働きに行ったとしても、乗って慣れろと言わんばかりにバンバンリフトに乗らせてくれる会社もあります。(珍しいですけどね)
仕事探しで注意すべき点として
「派遣会社側からのリフト初心者だから手元作業でスタートして少しずつ乗っていこう」という提案です。
リフト初心者は確かに手元作業から始めて徐々に乗れる様にするのもアリだなと考えてしまいがちです。
しかしこれは罠です。
本来リフトマンと手元作業者は時給が違う事が多く、リフトマンと手元作業者の時給が同じ事は稀です。
そのため手元作業者として働き始めてもリフトに乗れるのはいつになるのやら。
そもそも徐々にリフトに慣れていくといっても、リフト初心者が練習してる暇なんて今までの現場で見た事ありません。
もしかしたら手元作業者としてずっと使うつもりで契約している可能性も否定出来ません。
どちらにしてもリフト免許を取得したのであれば、最初からリフトに乗せてくれる職場を探した方がいいです。
1番リフト操作が上達する方法はもう乗るしかないという状況の中で、リフトの仕事を毎日こなしていくと車の運転と同じで勝手に覚えていきます。
その手元作業者から徐々にリフトに慣れていくという提案は、もしどうしても見つからない場合の最終手段でいいと思います。
リフトマンの時給の相場
直雇用の有期契約社員の場合
地域にもよりますが大体1000円~高くて1200円くらいが妥当かと思われます。
そして直雇用の非正規でもボーナスや福利厚生も期待出来ません。
しかし仕事を急に失うというリスクは派遣よりも低く、人間関係も固定化しやすいです。
ただ有期社員の場合現場があちこちにあると、現場の異動があった時に行きたくない現場だと、辞める以外の選択肢がなくなってしまいます。
そのため有期社員は給料よりも安定して働きたい。けど正社員の様に残業とか休日出勤はしたくないという人にオススメです。
派遣社員の場合
未経験リフトマンでも時給1200円~1500円くらいが妥当かと思われます。
夜勤の場合だと時給1500円~1700円くらいになりますかね。
直雇用の有期契約社員よりも時給が高めな場合が多く、教える側と教わる側の給与の逆転現象がよく起こります。
そのため派遣社員が職場で仲間外れにされる状況は、こういった派遣の方が時給が高い場合によく起こります。
直雇用の有期契約社員より新しく現場に入ってくる派遣社員の方が給料が高かったらむかつきますもんね。
ただ派遣社員の場合は使えないと判断されたり、現場が撤退するとなった時に真っ先にクビをきられる立場なので安定性はありません。
そして派遣社員の場合は希望の労働条件を細かく指定する事が出来ます。
具体的には時給1300円以上で土日休みで残業のない職場などこだわる事が出来ますね。
ただ倉庫業の場合は土日祝休みで残業無しという仕事は結構ありますが、ここに祝日休みも入るとかなり見つかりづらくなります。
労働条件にこだわり過ぎると仕事が見つからなくなるのも事実なので、就活と同じで妥協してもいい労働条件を決めておくとスムーズです。
そして僕の経験上派遣の場合定時で上がれる現場も多いため、自分の時間を持ちたい人にとっては働きやすい環境だと思います。
そのためリフトマン+派遣社員は定時で上がれてそこそこいい時給で働ける為、副業を始めたいと思っている人にもオススメなのです。
正社員の場合
大体正社員のリフトマン求人を見ていると月給20万前後くらい(18万~23万)が相場ですね。
残業がないところだと月20万を切って、残業があるところは20万を超える感じですかね。
リフトマンは肉体労働なので、給料がやたら高い所は相応の覚悟が必要です。
リフトマンって倉庫だけじゃなくて、工場とか製造系の仕事でもよく募集してます。
リフトを使う製造現場の正社員でフォークリフト免許所持者募集という文字はよく目にします。
そして製造現場につきものなのは夜勤ですね。
そのため夜勤が嫌という人にとっては、ちょっと選択肢が狭くなります。
何故なら正社員の場合日勤と夜勤の2交代もしくは3交代のシフトをこなす必要が出てくるからです。
非正規労働者の場合だと日勤だけとか夜勤だけとか希望を聞いてくれますが、正社員の場合は交代制の場合夜勤にも対応しなくてはいけません。
今後AIの自動運転が普及するとリフトの免許で一生食っていくのは難しいのかなと正直思います。
そして物流の世界は単価が安いので、稼げる業界ではありません。
そのため正社員で一生やっていくにはちょっとキツイ仕事というのが僕の考えです。
リフトマンやるなら派遣社員が1番オススメ
僕の正直な意見としてリフトマンの仕事は派遣社員が1番オススメです。
理由としては正社員の場合今後AIによる自動運転や外国人労働者の参入によって単価が安くなるリスクを考えると、物流の世界で一生働くのはキツイという理由。
有期契約社員の場合はそもそも派遣社員よりも時給が安いという理由。
違う現場に異動になった場合、嫌な現場だったら辞めなくちゃいけないというのはどう考えても安定ではないって話ですよね。
派遣社員であれば残業の無い職場を選んで、自分で収入源を模索する道も選択出来ます。
もちろん妥協しなきゃいけない部分もありますが、自分の理想に近い働き方も出来ます。
時給の面でも先ほど説明しましたが、現場を仕切ってる直雇用の有期契約社員より新人の派遣の時給の方が高いのはよくある事です。
昭和~平成の時代は派遣社員は不安定だと強く言われてきました。
しかし令和の時代になり正社員の終身雇用という概念がなくなりました。
むしろ終身雇用を謳ってきた大企業を中心に40代~50代の人へのリストラも問題になってきています。
今は会社に依存しない生き方が必要な時代です。
いざとなった時は会社は助けてくれません。
だから正社員という生き方に疑問を持つ人も増えています。
派遣社員が最強すぎる理由3つ
辞めたいと思えば即辞められる
派遣社員が最強すぎる理由の1つ目は辞めたいと思ったら即辞められるという事です。
派遣社員と一緒に働いていると派遣が飛んだ(辞めた)というのは日常茶飯事ですw
派遣社員は仕事が嫌になって辞めたくなったらいつでも辞められます。
コレ最強ですよね?笑
もちろんモラル的な事を考えればいきなり辞めるのはいい訳ありません。
しかしどうしても人が定着しない嫌な職場っていうのはあるものです。
そういった人が定着しない職場に正社員として雇用された場合は、ただただ我慢するしかないわけですね。
しかし派遣社員の場合は派遣先が嫌だと感じたら次の日から行かなくてもいいのです。
そのため仕事に対するハードルが下がりますよね。
ただし派遣会社をブッチ(仕事をバックれて音信不通になる事)はやっちゃダメです。
相当面倒くさくなります。
制服とか備品を持ってブッチした場合派遣先に返却しなくてはいけないため、かなりしつこく連絡してきます。
そして1番困るのは給料とか必要書類が受け取りづらくなる事ですね。
ぶっちした場合は給料を手渡しにすると明記している会社もあるくらいです。
だから仕事をいきなり辞めるにしてもバックレだけは辞めましょう。
派遣会社の人はまた別の派遣先を紹介したいと思って下手に出てくる人が多いので、感情的に怒ってくる人は僕の体験した中ではいませんでした。
派遣社員が最強な理由の1つ目は職場が嫌だと思ったら即辞められる事です。
すぐにでも働く事が出来る
派遣社員が最強すぎる理由2つ目はすぐにでも働く事が出来るという事です。
就活となると自分で面接の日程を調整したり、返事に1週間かかったりと何かと時間と手間がかかりますよね?
そして頑張って面接に臨んだのに、1週間後とかにお祈りメールが届くとはらわたが煮えくりかえってきます。
しかし派遣の場合は仕事探しのストレスはほとんどありません。
派遣会社の人も仕事としてお金を貰っていますから、しっかりと仕事探しをサポートしてくれます。
そして実際に現地にいって見学をして、お互いに納得すればとりあえず派遣社員として働けます。
スキルを積んで時給の高い現場にステップアップ
派遣社員が最強すぎる理由3つ目がスキルによって時給が高くなるという事です。
正社員の場合はスキルに応じて給料が高くなる事って営業とかを除いてほとんどありませんよね。
大体は年齢と共にあがる年齢給や昇進に伴う手当が付いたりして、給料が上がっていくのが一般的です。
しかし今後は年功序列も崩れて、実力成果主義な世の中になっていく事が考えられます。
そうなると年齢を重ねるだけで給料があがっていくという事は考えづらいですよね。
となると正社員は本当に仕事が出来る人じゃないと給料があがっていかない世の中になりつつあるのかもしれませんね。
それにひきかえ派遣は実力主義でスキルがあって使える人は給料が多くもらえて安定するし、スキルのない使えない人は給料が安く安定しない厳しい世界です。
そのためスキルを身につけてしまうと正社員の人よりも高単価で働く事も可能です。
リフトマンでも派遣社員の方が正社員よりも高単価で働いているというのはある話です。
特にIT系の仕事だと専門的な知識が必要になり派遣でもめちゃくちゃ稼げます。
確かに派遣社員で単純作業を続けるのはリスクですが、正社員よりも高い単価で働く事が出来れば問題ないですよね。
むしろ稼げるスキルを持っている派遣社員の方が、ただ会社に在籍しているだけの正社員よりも遙かに安定すると思います。
まとめ
派遣社員が最強すぎる理由3つ
- 辞めたいと思ったら即辞められる
- すぐにでも働く事が出来る
- スキルを積んで時給の高い現場にステップアップ
いかがだったでしょうか?
ネットの普及によりフリーランスが増えた事で正社員神話が崩れつつあります。
正直僕も正社員にこだわらなくていいんじゃね?ってめちゃくちゃ思います。
何か就活ってほんと書類上の情報とか経歴に偏りすぎて、回りくどいなぁって感じます。
むしろ面接を担当するはずの面接官が能力がないという事もよくありますしね。
だから今の世の中会社に属す事よりも、お金になるスキルを身につける事の方が大切な世の中になってます。
時代は変わるものですね。
1人でも多くの人が自分の幸せな働き方が出来る世の中になるといいなって思ってます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
人生立て直しブログライター ロスケンタ 禁煙199日目
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