人生立て直しブログライター ロスケンタ
どうも。ロスケンタです。
僕は社会人1年目を機に1人暮らしを始めました。
まず1人暮らしを始めた時に固定費や食費など出費の多さに驚きました。
給料も手取り14万円で、家賃や交通費や食費を賄っていたので正直家計はカツカツな状態だったのです。
まだ社会に出て間もない僕は、節約=食費と考えてガンガン食費を削りました。
他にも目に見えて削りやすい部分、全て節約していきました。
具体的に言うと以下の様な物です。
- 食費
- 光熱費
- 交通費
- 服
とにかく最低限生活出来れば何でもOKという考えでした。
そして浮いたお金で投資をしていました。投資といってもパチンコですが。笑
焼肉なんて一年に1回行けるかどうかの激アツイベントでした。
この記事は「僕が社会人なりたてでしたコスパの悪かった節約」についてまとめました。
この記事を読んで欲しい人
- 節約に苦手意識を持っている人
- 節約=我慢という意識の人
- 節約しているのに、三日坊主で終わる人
新社会人僕の超コスパの悪い節約術
その1 他人には絶対におごらない
僕は当時節約の為に死んでも他人なんかにおごってやるか目をギラつかせてました。笑
まぁパチンコで10万くらい勝ったら、ご飯くらいなら奢ってあげてもいいけど、自分の給料からは絶対に奢らないと決めていました。
他人の為にお金なんて使わない。僕だけの金。
この人に気に入られたいと思う人には下心で奢ったりもしていましたが、基本奢りません。
もちろん友達や後輩など親しい間柄ですら意地でもおごりません。
おごらないだけではなく、食事に関してもめちゃくちゃケチでした。
金のかかる食事は出来るだけ却下。焼肉とか居酒屋は即却下で選ぶのはどのラーメン屋かということ。
後輩の前で金がない、金が無いを連呼して「この人はお金ないんだな」と思わせる様にしてました。
そうすれば後輩も僕から「おごってもらえるかも?」って思わないだろうと思ったからですね。
後輩とラーメンを食べに行った時の事です。

ズズズーッ

ズズズーッ あ、替え玉お替りで!
(※後輩は男です)

お会計どうしよう。割り勘だとケチだと思われるけど、奢ってあげる金も惜しいなぁ・・・。
そうや、替え玉の分だけ奢ったろww

あ、替え玉ごちそうさまでした^^;
あの時の後輩の微妙な表情は今でも忘れません。
人に使うお金をケチると、自分の幸福度や人間関係に亀裂が生じるので、オススメしません。
その2 旅行やおでかけは常に値段が最優先
学生時代や社会人1年目の時はお金がなくて旅行にも中々いけませんでした。
理由は簡単!完全にパチンコ屋に通っていただけです。
旅行を行くってなった時に、やはり費用の面がネックになるわけですね。
正直宿泊費と交通費と食費全て合わせて2万円という計算をしていました。
本音を言えば1万5千円くらいが理想ですw
となると宿泊時はやっすいビジホ以外選択肢がありません。笑
ある時彼女を連れて僕は1泊2日の高山旅行に行きました。
高山旅行1日目に夜に彼女とビジホに泊まった時に飲みにいくお金をケチって、部屋でワンカップ乾杯しました。
あの時の自分をぶん殴りたいですwマジでw
お金がないならお金がないなりにもっと工夫をするべきでした。
なのに部屋でワンカップ酒で乾杯というのは・・・ちょっとあり得ません。
高山旅行2日目の朝に高山の城下町で朝市をやっていたので散歩がてら周りました。
朝市ではデパ地下みたいに試食巡りが出来るようになってました。
彼女には試食してる時が1番美味しいんだと言い続け、買うなよ、絶対買うなよと洗脳しながら、朝一を回りました。
その成果(?)もあり、1度も余分な買い物をする事なく朝一を回り終わる事が出来ました。
結局最後に財布のひもがゆるんで、高山ラーメンとかあかかぶの漬け物とか一杯買っちゃったんですけどね。
確かにお金を使わない旅行も楽しいは楽しいのですが、全てにおいて財布の紐を締めすぎると窮屈な旅行になってしまいます。
財布の紐を締める点と緩める点のメリハリが大事だと思います。
その3 交通費をケチって職場まで1時間くらい歩く
お金に困っていた新社会人僕は食費の次に削るなら交通費だと考えました。
実際に通勤にかかっていた交通費は2万円にもかかわらず、会社から支給される交通費は上限1万円でした。
今のご時世通勤代満額でないって、あなたさあ・・・という感じですが、愚痴っても仕方ありません。
しかも車通勤の場合駐車場がないので、何と駐車場代は自腹で、駐車場代には交通費は割当られないので、ガソリン代のみの支給となります。
という事は車できたら、大赤字こく訳ですね。
けど僕はどうしても納得出来ませんでした。
何で会社に行く為に損をしなくてはいけないのか?
そこで考えた作戦は単純明快、定期代の節約です。
ひたすら時間と体力を使って1万円を節約するという作戦でした。
この完璧(?)と思えた作戦も2つ問題が生じました。
- 移動で体力と時間を使いすぎること
- 帰りにラーメン屋とコンビニに寄る習慣が出来たこと
しかも歩き始めた時の季節は8月で、職場に着く頃にはもうヘトヘトです。
この暑い中1時間も歩いてくる僕の行動は、相当周りの人からは異常だった事でしょう。
そして仕事終わりもまた歩いて帰る訳ですが、帰り道にラーメン屋による習慣がつきました。
しかもラーメン屋でラーメン食べて、電車の待ち時間にアイスを食べたりと間食も増えたのです。
おそらく1時間も歩いているので、相当体がエネルギーを欲すのでしょう。
結局通勤で節約するはずだった1万円をラーメンや間食に使ってしまい、むしろ出費が増えました。
結果的に交通費削減大作戦は大失敗でした。
てか時間と体力を消耗しまくっている時点で、コスパ最悪の節約です。愚かすぎます。
その4 食事にもコスパ最優先という考えを持ち込む
某焼き肉チェーン店で僕はとても恥ずかしい事をしたのでここで懺悔させて下さい。
ドン引きしないでと約束してくださいね?笑
それはサラダバーのついている焼肉屋で定額のサラダバーで腹をしっかり満たしてから、肉を軽く食べるという悪魔の所業です。
僕はこの日から死後は地獄行きだと確信しました。
しかも注文する前に1度電卓を叩いて全部計算します。
そして飲み物はもちろん水です。
いや、もちろん焼肉って口の中脂っこくなるからスッキリさせるための戦略的水です。笑
お金にいつも困っていた僕は常にお腹一杯ご飯を食べたいという欲求から食べ放題のお店が好きでした。
これ普通に考えてコスパ悪いですよねw
焼肉食べに来ているのに、サラダでお腹一杯にしてからって、明らかに食事の満足感下がります。
もちろんコスパにこだわる事はすごくいい事です。
しかしそもそもコスパを語るには食事の満足度は無視できません。
コスパがいい=値段が安い割に満足度が高いという事ですからね。
節約する為に値段を抑える事だけを考えていると、食事の満足度が極端に下がります。
そのためコスパのいい悪い節約となってしまうのです。
その5 無駄な事にお金と時間をたくさん浪費する
新社会人僕はちょっと頭が弱かった節があります。
投資と消費(または浪費)の違いが分かりませんでした。
自分の欲しい物を買う事が、自己投資だと思ってました。
そのため新社会人僕は使えるお金がなくなれば、稼ぎたいと思って仕事を頑張るから、自然とお金を稼げると本気で信じていました。
当時の僕に「んなわけねーだろ」、バーカ!」って本気で石を投げてやりたいですw
過去の無駄遣いとしてはこんな感じです。
- ブランド物のアクセサリや財布を購入
- カッコイイ1万円ほどのジッポを購入
- タバコを一日一箱吸って月に1万円ほど固定出費
- ネットワークビジネスに引っかかって20万を月々返済
- 1日中パチンコ屋に入り浸る
まだ駅で道行く人に諭吉を配ってた方が有益だったかもしれません。
結局僕の時間、体力、生活の満足度を削って節約したお金を、消費に回しているので、生活が楽になる訳がありません。
穴の空いたバケツに水を流し続けているのと同じです。
こんなお金の使い方をしていたなんて自分でも論外すぎてびっくりします。
コスパ云々ではなく、そもそも節約する価値のないお金の使い方にあんぐりです。
その6 アウトレットの予算1万円
社会人でアウトレットの予算1万円は正直かなり舐めてると思います。
アウトレット行くなよって誰もが思うんじゃないですかね。
まだお金のない学生とかなら分かりますが、社会人でアウトレットに予算1万円って何しに来たの?って言われるレベルです。
僕は結構アウトレットの雰囲気が好きで、1万円握ってよく行きました。
結局ほとんどの商品は買えないので、9割くらいは見てるだけです。
そしていつも購入するお店で手頃なパーカーとかを1点購入したら、ハイ終わり!
そのため基本的にウィンドーショッピングするだけですね。
けど正直ブランド品に対して僕はそんなに購入したいと思う方ではありません。
普段着に関してはユニクロで十分だし、キーケースや財布くらいはちょっとしたブランド品を購入して本当に壊れるまで大切に使います。
そのため身なりに関してはぶっちゃけ無頓着な方です。笑
特に最近は風通しや動きやすさなどの機能面重視なので、ユニクロびいきしています。
ハッキリいうと服などに何十万も使うのなら、他の部分にお金を使いたいのが本音です。
その7 夏は基本水シャワー
僕が住んでいた部屋は水道費が固定なので、水はどれだけ使っても、費用が一緒になります。
そのため水は使い放題という訳なんです。
そして夏は暑いのですがクーラーを使うと、電気代がかかるので我慢です。
だから暑さを感じたら水シャワーをして、体を冷やしてました。
しかしどれだけ水シャワーを浴びても、暑いものは暑い。笑
てかいくら夏でも水シャワーだと頭洗う時、すごく冷たかったですw
ポイント
- その1 他人には絶対におごらない
- その2 旅行やおでかけは常に値段が最優先
- その3 交通費をケチって職場まで1時間くらい歩く
- その4 食事にもコスパ最優先という考えを持ち込む
- その5 無駄な事にお金と時間をたくさん浪費する
- その6 アウトレットの予算1万円
- その7 夏は基本水シャワー
節約で覚えておくべき事
光熱費を切り詰める節約はしない
節約をする上で光熱費は切り詰めるべきではありません。
光熱費を削り始めると生活の満足度がガクッと落ちます。
特に冷房や暖房などの空調系は切り詰めると地獄ですw
マジでシャレになりません。特に夏なんてあり得ないレベルで暑くなってます。
毎年毎年最高気温が更新されているんじゃないかって思うほどです。
僕はエアコン否定派で、出来るだけ付けない様にしていました。
しかし人間って暑すぎたり、寒すぎたりすると本当に何もやる気がなくなるんですよね。
もうとっくの昔に扇風機だけで夏を乗り越えた時代は終わってると思ってます。笑
暑かったり寒かったりすると好きな事ですらやる気になりません。
部屋を極端に冷やしたり、温めたりする必要はないので、あくまでも普通に過ごせる温度くらいにするといいと思います。
食費を切り詰める節約はしない
節約をする上で1番に目をつけがちなのが食費ですが、食費を削るのもオススメしません。
もちろん外食など生きる上で必要のない食費に関してはガンガン削ってもいいと思います。
ただ安さだけを追い求めると、食材の質は落ちるし、お腹さえ膨れればいいという思考になると、ジャンクフード中心の生活になってしまいます。
1番ジャンクフードを食べるのが安上がりでお腹も膨れますからね。
ただジャンクフード中心の生活をしていると、体調が常に安定しなかったり、精神が不安定になったり、すごく太りやすい体になったりします。
全て僕が体験した事です。
平日の夜に自炊するのが難しいなら、ご飯と味噌汁に漬物に納豆とかのシンプルな食生活ならそんなに手間も時間もかかりません。
そしてたまに美味しいものが食べたくなったらご褒美に外食というメリハリが大事だと思います。
食事というのは人間の幸福度にかなり関わるので、適当にすまさない様にしましょう。
勉強の為のお金は節約しない
節約をする上で勉強の為のお金を節約する事もオススメしません。
勉強といえば本を読んだり、情報商材を購入したり、スクールに通ったりなど色々と挙げられます。
最近は何でもネットで完結する為、めちゃくちゃ便利な時代になりました。
僕は本を読むのが好きなので、毎日の様に本を読みます。
アマゾンのkindle unlimitedというサブスクリプション・サービスで色んな本が月額980円で読めるので、かなり重宝しています。
本を読めという事はよく言われている事ですが、ほんとに本は読むべきだと思います。
僕は以前タバコを辞める時に根性と気合だけで禁煙していましたが、何度も失敗しました。
そこで禁煙セラピーという本を読んで、まずタバコに対する考え方を変えてから、本に書いてある通りに禁煙をしたら、驚くほど簡単に禁煙できました。
やっぱり正しい知識を身につけるのは大切です。
知識や体験を得る為のお金はケチるべきではありません。
ポイント
- 光熱費を切り詰める節約はしない
- 食費を切り詰める節約はしない
- 勉強の為のお金は節約しない
あとがき
僕が過去にしていたコスパが悪いと思った節約についてまとめました。
確かに節約して手元にお金を残すという行為は、とても大切な事でしょう。
しかし節約の矛先が変わって、節約すると一気に生活の質が下がる様な部分に焦点を当てて削っていくと、苦しい割に報われない節約になりがちです。
僕は節約とはただ闇雲にお金を貯める事に使うのではなく、どこかで一点集中でお金を使う為の行為だと思ってます。
ただ闇雲にお金を貯めるだけだと、いつの間にかお金を使えなくなりますからね。
自分がどんな事にお金を使っていきたいのかを考えてみてください。
それでは 今日一日を大切に。
人生立て直しブログライター ロスケンタ
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