人生立て直しブログライター ロスケンタ
どうも、ロスケンタです。
この記事では
「無職・未経験の成人男性がフォークリフトの免許をとった場合仕事があるのか?」をまとめました。
「未経験・無職」からリフト免許をとって仕事があるのかというのは気になるところだと思います。
そのためリフトマンの働く環境や仕事の有無を具体的に説明していきます。
リフトマンってまずどんな仕事をするのか?
リフトマンの仕事を超ざっくり言うと荷物の運搬です。
そもそもフォークリフトは荷物を運搬する為のものですからね。
- トラックからの荷物を倉庫内に入荷(格納)
- 倉庫の荷物をトラックに出荷(積み込み)
- 倉庫内の荷物をリストを見ながら集荷(リフトマンと手元作業者で分担)
作業自体は単純ですが時間に追われる事が多い為、常にピリピリとした緊張感はあります。
現場によってはモタモタしていると怒鳴られたりする事もあるみたいですが、僕は一度も物流倉庫で怒鳴られた事はありません。
絶対覚えるべき主なリフトの簡単な特徴
リーチリフト
リーチリフトとは立って乗るリフトで縦長のリフトです。
小回りがきき、そこそこスピードも出るし、リフト自体コンパクトなため狭い通路もすいすいです。
狭い場所での使い勝手が抜群によく、最近の倉庫内作業はリーチリフトが主流となっています。
なおフォークリフト技能講習ではリーチリフトは乗らせてもらえない模様。
リーチリフトの基本操作としては、左手でハンドルを握って進む方向を操作、右手で前進後進のレバー操作をします。
そして右手の前進後進レバー側に以下のレバーがついています。
- 高さ
- しゃくり(爪の角度)
- リフトの爪の長さ調整
進んだりバックしながらこれらのレバーを操作する事になります。
基本的には一回ずつ止まりながらレバー操作(高さ・しゃくり・爪調整)をやるのが前提です。
しかしレバー操作に関しては多重操作(一度に2本以上のレバーを操作する事)が基本となっています。
そのため採用基準として多重操作の有無が聞かれる事もありますね。
もちろんリフト免許取り立ての人に多重操作をさせたら、間違いなく事故を起こすため、経験者が欲しいのです。
リーチリフトの怖い点としてはリフトが軽く重心が安定しないという事です。
最悪重さに耐えきれない場合に、リフトが浮きそのまま倒れます。
リフトが倒れれば、荷物はもちろんリフトの運転手も危ないですよね。。
現にリーチリフトの加重オーバーの事故は多く、重大な事故にもつながっています。
リーチリフトに乗る時は特に荷物の重さに常に気を配る必要があります。
カウンターリフト
カウンターリフトとは座席に座ってのるタイプのリフトで普通の乗用車に近いリフトです。。
先ほど説明したリーチリフトに比べて、リフトがドッシリとしているため安定しており乗りやすいです。
それにリーチリフトに比べて以下の特徴があります。
- 動きがゆっくり
- レバー操作も直感で分かりやすい
- 乗用車に運転の感覚が似ている
これらの理由からリフト初心者でも十分に乗りやすいリフトです。
リフトマンの中でもリーチが得意な人、カウンターが得意な人で分かれます。
そのためどちらかのリフトがダメでも、必ず両方乗ってみる事をオススメします。
リフト作業のいいところ
運転する事が好きな人にとっては楽しい
リフトの運転って意外と面白いですよ。
そこそこスピードも出るし、風を切って走ると、割と気持ちいいです。
運転好きにはたまらない環境になっています。
それにリフトって他の仕事とは違って乗れば乗るほど、目に見えてリフトの運転の上達が実感できます。
この成長速度は他の仕事では中々味わえないと思いますよ。
少なくとも現在僕はリフトの運転は好きで、仕事が嫌だとは思っていません。(夏と冬はほんと嫌ですが)
意外と力仕事が少ない
これまた意外と思うかもしれません。
リフトマンって結構力仕事が少ないです。
何故なら重いモノはリフトが全部運んでくれるからです。
しかし扱う商品に手摘みの有無は変わるので、職場によっては力仕事が多くなるかもしれません。
仕事を探す段階でリフト作業と手摘み作業の割合は聞いた方がいいですね。
リフトの運転はスキルとして身につく
リフトマンの経験として望ましい期間は1年以上ですかね。
正直会社も出来るだけ即戦力が欲しいので、1年以上リフト経験がある人は重宝されます。
そしてフォークリフトを使用するのは倉庫内だけではありません。
モノづくりに携わっている会社であれば、荷物の運搬に使用する事が多いため、何かと便利です。
リフトの運転が出来ればいざという時の仕事のカードが一枚増えます。
そのため就活の時に物流系のフォークリフトを扱う会社であれば、転職は楽勝になります。
リフトによっては座りっぱなしで仕事出来る
カウンターリフトに乗って行う仕事の場合は、座りっぱなしで仕事が出来ます。
座りっぱなしとはいっても、リフトに乗ると爪を挿す時とか荷物を運搬する時に気を張るので、それなりには疲れますが。
けどやはり座りっぱなしの仕事って中々ないので、立ち仕事が苦手な人にはいいかもしれません。
トラックが来るまでの間自由な時間(な所もある)
トラックが来るまで待機という倉庫も多いです。
トラックが来るまでの待ち時間は、筋トレやろうがゲームやろうが自由です。
大体皆待ち時間は休憩と言って、タバコをプカプカ吸って時間潰している人が多い印象です。
まぁやることがないというのは、楽に見えてで結構時間を潰すのが大変なんですけどね。
基本的には誰かの目があるため、堂々とサボるわけにもいかないという事も多いでしょう。
けど基本的にはトラックが来るまで、とても気が楽なので、僕は手待ち時間嫌いじゃないです。
リフト作業の個人的に嫌だなと思った点
リフト作業の個人的に嫌だなと思った点は以下の通りです。
夏は暑く冬は寒い
基本的に倉庫内に冷暖房が完備されている事は少ない(というほぼない)です。
そのため夏場は猛烈に暑く、冬は刺すような風邪が通り抜けます。
夏場なんて倉庫内は50度近くあるんじゃないかってくらいのヤバめな暑さです。
着ているシャツがペターーーーって背中に貼り付きますからね。汗
冬は冬で寒くて外で作業するのが嫌になるのですが、まぁ結局は慣れます。
暑がりな人、寒がりな人にはちょっとキツいかもしれません。
倉庫によっては24時間365日稼働
倉庫によって年中無休で稼働している倉庫もあります。
食料品とか飲料水などを扱っている倉庫は休みが少ないので注意が必要ですね。
特に餅とかスポドリとかシーズンがある物はシーズンが来ると鬼忙しくなります。
日本人は年末になるとこんなに餅食うのかって思うくらい年末らへんの餅の出荷が多かったです。
年中無休で稼働している倉庫は長期休み(お盆+GW+年末年始)が基本的にとりづらいです。
長期休みが欲しい人は扱う品が食料品とか飲料とかじゃないかだけは確認した方がよさそうですね。
食料品とか飲料の場合はほぼ確実に365日稼働濃厚ですからね。汗
基本的には肉体労働
力仕事は少なめですが、特に立って乗るリーチリフトは足が痛くなります。
それにリーチリフトはガタガタガタガタして振動が伝わってくるので、乗ってて結構疲れます。
やはりリフト作業といえど、肉体労働なので体は結構疲れます。
基本的にリフトに乗りながらピッキングという集荷作業をしたりするので、体力勝負です。
この集荷作業も大変で、中腰作業になりやすいので、腰を痛めないのに注意が必要です。
リフトにひかれたら大ケガをする
あえて言う必要もないでしょうが、リフトは車なので引かれるとただではすみません。
そして引かれるだけじゃなく、ツメが人間に刺さったら、結構シャレにならない事になると思います。
耳にするだけでもリフト関係の事故は骨折がらみの大きなケガが多いです。
リフトの場合ほんの誤操作で急旋回、急発進してしまうので、1秒の油断が事故につながります。
それにリフトに乗っていると死角が生まれたり、後ろの不用意に経つと確認不足で引かれかねません。
リフトマンは後ろを見てリフトを操作していますが、以外と後ろって見えてないものです。
作業者はリフトマンを信用するのではなく、出来るだけ接触を避ける様にしましょう。
荷物やリフトに大きな傷をつけると最悪弁償問題に・・・。
リフト作業をしていると結構な確率で荷物に傷つけてしまいます。
その理由として作業をぼわれる(急かされる)事が多いからです。
荷物に傷がついたり、リフトをぶつけてしまって、損害が出た場合、会社によっては一部負担を請求してくる会社もあります。
特に正社員の場合はは損害金の有無について確認しておきましょう。
未経験・無職なリフトマンが実務経験を積む方法
正直な話をすればいきなり好条件の仕事をするのは難しいです。
現場でも則戦力として期待出来る人が来て欲しいのは当然ですからね。
高い金払って未経験の派遣社員なんて育てようと思わないのが普通です。
未経験のうちは「リフトに慣れるところからでいいよ」と言ってくれる企業さんを狙うのがセオリーです。
その時に時給が少し安いというのは気にしてはいけません。
例え実務経験3ヶ月とか6ヶ月とかでも免許取り立ての人よりはよっぽどマシですから。
1年くらいリフトの経験があったら、もう仕事に困る事はないでしょう。
リフトマンの求人はリフトさえ乗れれば、「もう明日からでも来て」みたいな事もあります。
堅苦しい話はぬきにして、リフトに乗れるか乗れないかが重要になってきます。
そしてリフトマンは普通のバイトよりも高給なので、独身であれば非正規でも余裕で食っていけます。
それに家族がいる人でも一時的なつなぎとしては、安定した収入が期待出来ます。
しかも物流業界は結構残業も多い現場も多く、稼ぎたい人にとってはうってつけの業界ともいえます。
リフトマンは免許が簡単に取れる割に結構時給もいいので僕的にはコスパがいいと感じましたね。
失業した時にリフト免許+実務経験はかなり心強い保険となるでしょう。
それでは最後まで読んでくれてありがとうございました。
人生立て直しブログライター ロスケンタ
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